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ラトヴィア旅日記 2014 


今年も行って来ました。毎年恒例のラトヴィア大民芸市。6月の第1週目の週末に、リガ郊外の野外民族博物館で2日間だけ行われるハンドクラフトの盛大なお祭りです。はじめて行ったのが思い起こせば2005年だったので、マーケットに参加するのは今年で10回目となる巣巣でした。大阪は高槻のcotenさんと一緒に、本格的に店で販売するための商品を買うようになったは2007年から。二人でこのマーケットでの買いつけ術を積み上げてきました。最近は五反田キルップトリさんともリガで合流して一緒に行っています。今年も大いに笑って、たくさん食べた3人での楽しい珍道中となりました。

2014年の旅日記、旅の写真とともにご覧ください。

6/2 
東京を出てから24時間ぐらいたってようやく初めの目的地、エストニアのタリンに到着。今回は価格を優先して、トルコ航空を選んだため、イスタンブールで5時間の乗り継ぎ待ちがあったのです。でも関空から飛んだcotenさんとそこで合流。昨年の買い付け旅以来の1年ぶりの再会だったので、積もる話でおしゃべりしてたらあっという間に時間が過ぎました。

もう眠いのかなんだかもよくわからないままに、夕方だけどもぜんぜん明るいタリンの街に繰り出して、トナカイのスープで軽めの夕食。翌日に備えて早めに就寝。大人女子の買い付けには、夜遊びはご法度です。

6/3
中距離バスに乗ってレースの街ハプサルに。レース編みのミュージアムなどを見学してから、ものすごくすてきなカフェでお茶。エストニアの人たちはみなとても親切で、バス停や町でちょっと地図を広げているとすぐに「大丈夫〜?」と声をかけてくれます。そんな親切な女性が、お茶するならここね!と教えてくれたカフェ。内装も、雰囲気も、ケーキのルックスも味も、パーフェクトでした。



6/4 

夕方までタリンの街でお店めぐり。手芸ショップなどを中心に。でもついつい休憩が先行してしまいます。昨日はケーキシェアで物足りなったので、今日はそれぞれ1個づつチョコレートのケーキをオーダーして、2人とも食べきれず・・・その後長距離バスで5時間かけてリガに移動。ここ数日乗り物に乗りすぎで、脚がパンパンです。

6/5
毎年お世話になっている、ラトヴィアのバスケット工房Pinumu Pasauleの自宅兼工房へ。バスケット作りのワークショップと仕入れるバスケットのセレクト。お父さんのピーターさんがバスケット職人。お母さんのロリタさんが社長です。
まずは、家の地下室や屋根裏の倉庫にあるストックルームから、気になるバスケットをピックアップしていきます。あっという間に山積。

その後、バスケット作り体験。今年も難しかった・・・でもとても楽しかったです。最後はほとんどピーターさんに仕上げてもらってしまいました。

夜はリガの街中にある、古い建物の屋上レストランへ。


6/6
午前中、毛布の工場に併設されているファクトリーショップでウールの毛布を購入。午後は街中をぶらぶら。明日、明後日の買い付け本番に備えて、すこし控えめの行動。

6/7

いよいよ民芸市初日。まずは腹ごしらえ。バルト三国のホテルは朝食のビュッフェが充実していてうれしいのです。ついつい毎朝食べすぎです。ハムやチーズや魚の酢漬けが何種類もあります。

民芸市の会場である野外民族博物館へタクシーで。民芸市の様子はあまり写真がありません。買うのに夢中なため。今年はいつもよりもよいものにたくさん出会えました。参加されている作り手がレベルアップしているように感じます。と同時に、ユーロに切り替わったことによるインフレの影響も・・今年はさらに円安もあってバイヤーにはつらいです。その分よいものを見定める目がとても重要になります。獲物を狙う鷹のようにギラっと見回しながら森の中をぐるぐる歩き回ります。


今年は、暑くもなく寒くもなく、雨も降らずで、お天気に恵まれました。時には、森の中で日本の真冬並みの寒さになったり、雨に降られることもあるので、油断禁物なのです。

6/8
2日目もよい天気。

スーパーハイテンションで、16時まで森の中ですごす。荷物が多すぎて身動きが取れなくなるので、あらかじめ大型のタクシーのお迎えを予約している。宿に戻ったらひたすら梱包。森の中のマーケットで買い付けをするということがほんとうに楽しいので、アドレナリンが出まくっているせいか、あまり疲れを感じません。

6/9

郵便局から昨晩箱詰めした荷物を日本に送る。しばらく街中をぶらぶらした後にリトアニアの首都ヴィリュヌスへ長距離バスで移動。途中でリネンの工場にも立ち寄る。


6/10

リトアニアの木彫アーティスト、アルギルダスさんの工房へ。ヴィリュヌスから電車で1時間半くらいの小さな町ヴァレナに工房があります。お願いしていた、キノコおじさんの彫刻などをいただく。急遽、鳥の彫刻ワークショップも。

夕方から、Giedriusのアトリエへ。Giedriusはリトアニアを代表するリネンの洋服のデザイナー。縁あって毎年アトリエを訪れるほどの仲良しに。洋服が素敵過ぎて気絶しそうになりながらも、予算を考えて冷静にセレクト。売れなかったら自分で着ればいいのさと毎回思いながら選びます。Giedriusの洋服は、ディティルが凝っていて、着るとラインがとてもよいのです。ここもセレクトに夢中すぎて写真ナシ。

6/11

街中のリネンショップを中心にラストスパートの買い付け。リネンは重いので、スーツケースを引っ張りながら店を回ります。あっという間に一日が終わってしまう。昼間は買い付け、夜は荷物の整理や梱包と一日中ハードにすごしました。

6/12
最終日。いよいよ今年の買い付け旅も終了でちょっとさびしい。午前中郵便局で荷物を送りだし、ランチの後、アポイントを取っていた別の木彫りの作家さんと待ち合わせて、木彫りの天使をセレクト。その後リトアニアの工芸博物館へ。
もと来た道を引き返して、ヴィリュヌス--イスタンブール--関空--成田のルートで帰国。 今年も無事に行って帰ってこれました。
今回買い付けしたものたちは9月後半に展示予定です。 お楽しみに!